生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

私の日常

朝起きて

息子のお弁当を作る

朝食も作る


息子が出かけた後

布団にもぐる

目が覚めたのが9時だった


うさぎ達のケージの掃除、エサやり、薬をあげておしまい


茶碗を洗って、洗濯を干す


うさぎの部屋んぽ


掃除機をかける


夕食の準備


今日は、これでやる事がなくなってしまった


これが私の日常


今までと何も変わらない日常だ


それなのに

何か違う


父の病院に行く必要は

もうない

そらそうだ


朝早くに

今日は何時に来てくれるの?

と父からの電話もない

当たり前か


急いで家事を済ませて出かける必要もない

私が来るのを待つ父は、もう居ないのだから



しーんと静かな部屋に

私がひとり

やる事もなくぼーっとしている


考えるのは

父のこと


忘れたい訳ではない

思い出したくない、今は


お父さんが死んだあともそうだった

遺影を見る度に涙が出た


時間が経てば変わるのだろうか


とりあえず、仕事をしてみようか

とりあえず、出かけてみようか


家の中にひとりで居ることが

しんどい


明日は何をしようかと

今から悩んでいる


薬を飲んで、もう寝よう…


お父さん、じいちゃん

おやすみなさい

また明日…。


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