生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

回顧録11月15日 ①

妹が前日からずっと父についていてくれた

父が朝5時にパチっと目を覚ましたらしい

薬の副作用なのか、痛くてなのか

顔を度々歪めていたって


私はお昼過ぎに行った

父は眠ってばかり

たまに目を開けても

どこをみているのか分からない感じで、黙って天井を見つめていた


妹は一旦帰宅

夕方くらいから

う〜んと声を出して顔を歪めることが多くなっていた


お水飲む?と聞くとうなずいたので

ストローを口に当てると

なかなか吸い上げられなくなっていた

小さい氷を含ませてあげたりもした


この日は妹と私が泊まることになっていた


この日の朝

うさぎのそうの様子がおかしかった

何も食べない、飲まない、排泄もなし

夕方からは息子や娘にメールでそうの様子を聞いたのだけど

朝のままの状態が続いていた


夜、妹が来てから

私はそうの様子を見る為に家に一旦家に戻った


そうは

耳は冷たいし

じっと固まって動こうとしない

ごはんも水も牧草も朝のまま、一切口をつけていなかった

トイレもキレイなままだった

かなり、まずい状態だとすぐに思った

22時過ぎに夜間救急の病院へ向かった


血液検査、レントゲン検査の結果

腎臓や血糖値に異常があった

体温も低く

胃や腸は空っぽ状態

脱水もあったし

臼歯も伸びて頬に当たっていた

このままでは

確実に死んでしまうと言われた

補液、抗生剤の注射、強制給餌をしてくれたけど

明日また、かかりつけの病院に行くようにと言われた

診察が終わって、帰宅したの深夜3時

夜が明けたら、かかりつけに行かなければならなかった


ということで

私はまたしても、父のところに泊まれなかったのだ


父が大変な時に

何でこんなことになってしまったのだろうと泣きそうになった

父が心配で

そうも心配で

頭がおかしくなりそうだった


朝一番でそうを病院へ

その後、父のところへ急いで行こう!

と布団に入ったのが、朝4時だった


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