生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

手術は出来ません

今朝早くに、父が母に電話して来たらしい

今日は今までと違う痛みがあるって

注射したって

何の注射だろ…

私は今日、面会に行くから看護師さんに聞けば分かるなと思って、出かける準備をしていた


そしたら

主治医から電話が来た


父の状態が良くない

悪化してる

だから手術はできないって


手術の目的は癌を採って直腸の通りを良くすること


でも父の状態は手術に耐えらる状態ではないって


痛いのは直腸ではなく、肝臓の癌の痛みだって

進行しているって

肝不全を起こしてるらしい


今朝の注射はモルヒネだって


治療も出来ない

痛みに対処することしかないって


だから

もう、そう長くはないと思うって


数日、数週間

良くても数ヶ月だって

いつ、どうなるか分からないって


それと

今朝早くに、北陸に住む母の兄が亡くなったらしい

病気療養中だった


そしたら母が

私たち兄弟のうち、1人は通夜、葬儀に行って欲しいって


こんな時に母は何を言っているのだろう

腹が立った

私たちの父が危ない時に

来いって?

普通なら

事情が事情だし、大丈夫だからと言うだろう

母からしたら、元旦那だし他人だし、父のせいで苦労したという想いがあるから仕方がないのかもしれない

でも

私たちの父親だ

そこを分かってくれない

分からない人なのだ

情けない

本当にあきれる

余計なことで気を揉むのが

煩わしくてならない



父の状態について

主治医の話は今晩聞くことにした


早く手術して欲しいという

父の願いは

絶たれてしまった


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