生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

ブログを始めて…

2012年7月22日

思い立ってブログをはじめた。

早い。

もう1年経った。

去年はまだ抗がん剤治療中だった。

ドセタキセルの3回目が終わって、体調が落ち着いて来た頃だった。

あと1回で終わる!早く終わりたいな!って思ってた。


当時、お父さんが居なくなって2ヶ月半。

副作用でしんどい時、お父さんを思い出しては布団にもぐって泣いてた。

母が帰った後、寂しくて泣いた。

去年はよく泣いた。

ホントによく泣いた。


時間は確実に進んでいるんだね。

泣いてばかりいた日のことを思い出してる今日の私は、去年の辛かった日々がウソのように元気で居る。

髪があるし、気持ち悪くないし、買い物にも行ける。

ありがとう。

って誰にむけて言ったらいいのか分からない位、たくさんの人たちに助けてもらった。


ただ、ひとつだけ変わらないのは、お父さんが死んでしまったということ。

当たり前だよね。

仕方がないんだよね。


でも、

それでも思ってしまう。

お父さんが生きていたらって。

元気な頃のお父さんじゃなくてもいいから、寝たきりのお父さんで十分。それでも生きでいて欲しかった。

お父さんが生きていてくれるだけで、私はもちろんだけど、息子はきっと今とは違ったと思うから。

息子の抱えてる問題の原因が、全てお父さんが死んでしまったこととは思わないけど、少なからず影響はあったと思う。

お父さんだったら何て言うんだろう?

どうするかな?

とよく考える。

私にお父さんの代わりは出来るのかなって。


お父さんは見てるのかな?

私や娘、息子のことをちゃんと見てくれてるのかな…


ねぇ、お父さん!

見てる?

どこにいるの? 

ねぇ、

なんとか言ってよ。


やっぱり、

生きているのって当たり前じゃないんだね。

やっぱり…

キセキなんだと思う。


お父さん、どうもありがとう。

大切に生きます。



茜色の約束   いきものがかり

http://youtu.be/m8gyxxaAfTI





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