生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

頼る人が居ないって泣いたらしい

もうすぐ母の誕生日。

今朝、思い立って母に会いに行くことにした。


電話では時々話すけど、二人でゆっくり話をしたのは久しぶりだった。

娘のこと、息子のこと、とにかくよく喋った。


そしたら母が、今だから話すけどって何を言うのかと思ったら、

私が乳がんの宣告をされて母に電話をした時のこと。

私が、

お父さんは入院してるし、私には頼る人が居ないって泣きながら言ったって。

私、全く覚えてなくて。


あの時、きっと一人で悩んだんだね。大変だったんだね。よく頑張った。

なんて言われた。


抗がん剤治療中も、母はうちに泊まり込みで家事をやってくれた。

抗がん剤治療3回終了の後に、お父さんが死んでダメダメになっていた私を母や弟やお義姉さん、みんなが助けてくれた。

みんなのおかげで今があるんだって、今日改めて思った。

でも、こんなこと言ったらいけないのかもしれないけど…


本当の本当は、お父さんに頼りたかった。助けて欲しかった。

これが私の正直な気持ち。


そう、そう、母が最後に言った。

お前は本当によく頑張ったんだから、きっと大丈夫だよ。

ずっとずっと元気で居られるよ。


そうだね。元気で居ることがみんなへのお返しになるんだよね。


今日はちょっと泣いて、いっぱい笑った(^ ^)

ばあちゃん、ありがとう。

誕生日おめでとう。




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