生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

弱音…空が青くて淋しくて

今日の空はすごい。

どこまでも、どこまでも青く高い。

別にロマンチストでもなんでもない私でさえ、この空には参った。

また…

お父さんを思い出す。

私のいるこの世、お父さんがいるあの世。

この青く澄んだ空のずっとずっと先に、お父さんはいるのだろうか。

あの世とは宇宙なのか?宇宙とこの世の間?

あの世なんて存在しないの?

じゃあ、お父さんはどこへ行ってしまったのだろう。


分かっているのは、私のすぐ隣には居ないこと。

この手で触れることも、この目で見ることも出来ない。

心の中でしか、さわれない、見えない、聞こえない。

それが悲しい。

「おかあさん、ただいま。もう、どこにも行かないよ。」

なんてお父さんが帰って来てくれたらどんなにいいか…

お父さんに聞いて欲しいこと、いっぱいあるんだよ。

おかあさんは、そんなに強くないの知ってるでしょ?お父さん!


こんなに青くて高い空。

見上げても、やっぱりお父さんの姿はどこにも見えない。


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