生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

月命日20回目

お父さんの月命日

もうじき2年かぁ…


一昨年の今日は

お父さんは入院していたから家には居なかった

去年の今日は

この世に居なかった


今はもう、どこに行ってもお父さんは居ない


病院にも

会社にも

スーパーやパチンコ店にも

どこを探しても、お父さんの姿は見つからない


お父さんが亡くなったばかりの頃は

外に出ると

もしかしたら歩いているかもしれない!

なんて思いながら

よくキョロキョロしていたなぁ

駅の改札口から出て来るんじゃないの?なんてね

居るワケないのにね


最近では

そんなことはあまり考えなくなった


遺影を見つめているうちに

涙が出てくることも


仏壇の前でワーワーと大泣きすることも

ずいぶんと少なくなった


お父さんが居ないことに慣れたのだろうか

慣れていいのだろうか


お父さんを忘れていってるつもりはないのにね


お父さんは悲しむかな

俺が居なくなったのに

お母さんは平気な顔してる


なんて思ってるかな

そんな風には思ってないか…

でももし、そうだとしたら

お父さんに申し訳ないな



お父さん、


お母さんはお父さんを忘れたりしないよ

平気なんかじゃないからね


お父さんが元気だった頃のお母さんは

優しくもないし

良い妻ではなかったけど

今は違う

今頃遅い!って言われるかもしれないけど…

ごめんね(._.)


でも

本当だよ

今は本当に

心からお父さんのことが

大好きだから


だから

あの頃の自分がイヤでイヤで

仕方がないの

ひどい妻だったなって

ごめんね、お父さん


許してくれる?


本当にごめんね



今晩はテーブルでご飯食べようね

じいちゃんも一緒に

娘は遅番だから

息子と私と4人でね


さて、用意始めようかな…


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