生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

念願叶う

朝、弟から電話が来た

父が

私に電話してもつながらない

うさぎの手術なのに、どうして来ないんだ!

と怒って電話をして来たって


私に父から電話はなかった

うさぎも手術の予定はない


弟の電話のあと、すぐに父に電話をした


何してるんだ〜

早く来てくれ!

うさぎの手術があるだろう

と父^_^;


とりあえず、出かける支度をしてるから待っていてとだけ言った


病院に行く途中

回転寿司店で

シメサバとマグロを買った

本当は

回転じゃない寿司屋さんのを食べてもらいたかったけど

とりあえず、仕方ない


病室に着いて

うさぎの手術の件をまず聞いてみた

先生が来て

父の手術はしないと聞かされたらしい

そのことと

私んちのうさぎとが

混ぜこぜになってしまったようだ


父が

うさぎに何かあったら、お前が悲しい想いをするのが

じいちゃんは心配なんだよ

と言ってきた


うさぎのことは私がちゃんと面倒みてるから大丈夫!

じいちゃんは自分のことだけ考えていればいいよ!と言った

でも

違うね

そんなこと言う前に

心配してくれて、ありがとう

と言うべきだった

じいちゃん、ごめん>_<


そして

肝心な話

既に、先生から聞かされていたから

気がラクだった


手術しなくても、好きな物食べていいなんて良かったよね

と言うわけで

お寿司買って来ました〜*\(^o^)/*

と言ってお寿司を見せた


一貫を半分に切ってもらって来た

まずは、シメサバから

よーく噛んでね

まだまだ、よーく噛んで!

と言うと

美味い、美味いと父^ ^

次は

マグロ


結局シャリは食べなかった

あ〜美味かったぁ〜とニッコリの父だった


しばらくして

アンパンが食べたいと父


ミニアンパンをほんのひとかけ食べた


夕方は緩和ケア病棟の見学と説明に行って来た


エレベーターホールの前に自動ドアがあって

そこから中はじゅうたんで

何だか静かで、ゆったりした雰囲気

ナースステーションの看護師さん達が皆、笑顔で出迎えてくれた

病棟内を案内してもらって、色々話を聞いた


父の感想は

あまりにも自由過ぎる

それが怖い


確かに

面会も24時間OK、入浴もいつでもOk、部屋も個室で自分の家のように何を持って来てもOKと言われた

ずっと居てもいいし、帰りたくなったら帰ることも出来るって


多分、父は不安と嬉しさと半々なのだろう


移動は明日の午前中に決まった



今日の父は

お腹が更に膨らんでいた(-_-)

だから、オムツもパンツタイプではなく、普通のオムツに変わった

足も更に太くなってた>_<


明日は

里芋の煮物を持っていく

今夜作って準備した


わがまま言ったり

怒ったり

泣いたり

そうかと思えば、急に寝ていたり

まるで、小さな子どものようだ

かと思えば

お前は子どもが居るのだから、毎日来てくれなくてもいいし、早く帰りなさい

と親が言うようなことを

いったり…

おもしろい父だ^_^;


明日は病室の引越し

いつもより早く出かけないとね。


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