生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

歪んだ心

娘が突然言ってきた

『いつもごはんを作ってくれて、どうもありがとう』

ニタニタしながら、ふざけた口調で言ってきた。

私は

『なに?どうしたの?』

そしたら娘…

職場の先輩に言われた

仕事から帰ったら、ごはん出来てるでしょ?すぐに食べられるでしょ?

お母さんは毎日大変なんだよ

毎日毎日、あなた達の為に一生懸命考えて、料理してくれてるの

今日帰ったら、ありがとうって言いなさい。

って言われた

『だから、どーもありがとー』


なんかね、嬉しくない。

多分、娘は先輩に言われて

そうだなって思ったと思う。

思っていないのに、ありがとうと言った訳じゃないと思う。

でも、

素直に受け取れなかった。


お父さんが会社を辞めて、再就職するまでの半年、毎日ごはんを作ってくれていた。

私が仕事から帰ると

すぐにごはんを食べられた。

その頃のことを思い出し

『お母さんもあの時は嬉しかったな〜』

と娘に言った

そしたら娘

『はぁ〜?ウソでしょ。お母さん、ブツブツ文句言ってたじゃん!台所が汚いだの、何だのって』

私、文句言ってたのか…

ごはんを作ってくれたことを、ちゃんとありがとうってお父さんに伝えていたのかな。

でも嬉しかったのは事実なわけで。



娘のふざけた口調

とって付けたような言い方

にイラっとしてたところに

ウソでしょって言われて…


ウソも何も、私が嬉しかったのは本当なのに。

イライラ、イライラ

すごく気分が悪くなった。


素直じゃない私がいけないのかもしれない。

例え、ふざけた口調でも

とって付けたようにでも

素直に受け取れば良かったのか。

大した料理もしてない

一生懸命でもないのに、ありがとうって感謝されたのに

私は逆ギレした(-_-)


素直じゃないね

性格悪い

歪んだこの心

情けない


娘を非難する前に

まずは自分だよね。


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