生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

弱音

ひとりごとなのでスルーして下さい。



今日は仕事だった。疲れたぁ。

明日も仕事。

まだ誰も帰ってない。

私ひとり。

お腹が減ったから早いけど、先にごはんにした。

黙々とひとりで食べてるうちに、お父さんのことを考えてたよ。

去年の今日は、お父さんは、何を考えてたんだろう。体、しんどかったのかな?喋れないから、痛くても苦しくても訴えられなかったのかなって。

きっと、あの病院に行ったから死んだんだ。

肺炎だよ。

先生は違うって言ったけど、死亡診断書に原因不詳、急性心不全って。

死因が分からない場合は、だいたいの場合、急性心不全にするんだって社長が言ってたもん。

絶対に肺炎だよ。

お父さん、苦しかったよね?

ひとりでさみしかったでしょ?

私がレントゲン撮ってって言えばよかった。

何度もむせて咳してたのに、チューブがちゃんと入ってるかレントゲン撮って確認してって、なんで言わなかったんだろう。

ごめんね。

私、後悔だらけだよ。

冷たくて、硬いお父さんの体。

忘れられない。

ねむってるみたいなのに、息をしてないお父さんが嘘みたいだった。

息を引き取る時のこと、未だに聞いていない。

聞く勇気がないよ。

お父さんが死んで数日して看護記録、先生が電話で読み上げてくれた。

私はメモしたけど、それもその時から一度も読めない。

怖くて辛くて読めないよ。


お父さん、生きてて欲しかったよ。

死ななくても良かったのになんで?


http://sick.blogmura.com/breastcancer/"