生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

2012.3.13

去年の手帳をパラパラと見ていた。


そしたら、13日は抗がん剤の点滴から2週位で体調が良かったから、お父さんのお見舞いに行った。

お父さん、覚醒状態が良く私の声かけによく応えてくれた。

『お父さん、髪の毛伸びたね。触ってみなよ』

と言うと、ゆっくりと手を上げて前髪辺りを触った。

『爪切るからパーにして』

そしたら手をひらいてじっと動かないで居てくれた。

『写真撮るからピースして!』

と言うと、

顔の真ん前にピース‼(笑)

『それじゃあ、顔が写らないよ(笑)』

なんて笑ったっけ^_^


そんな日もあったなぁ…


時間ってすごい。

私の気持ちなんて関係なしに、どんどん、どんどん過ぎてくんだね。


お父さんの時間は止まったまま。

お父さんの知ってる栞太はお父さんより小さくて高い声で…

でもね、今の栞太は180センチ、声はオッサンみたいだよ。

あさっては卒業式。

来月には高校生だよ。


卒業式に私とお父さんとで行きたかった。

お父さん、学校行事が大好きだったもんね。

ビデオ撮るのに必死になってね(笑)

懐かしいよ、寂しいよ、残念でしかたがないよ。

お父さん、

あさってはちゃんと着いて来てね。f:id:dada0614:20130313194134j:plain


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