生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

手術翌日〜退院まで

朝7時、朝食
看護師さんがベッドを起こしてくれたけど、腰は曲がりたくないらしくもう、痛くて痛くて>_<ご飯なんて食べた気がしなかった。
9時
点滴を抜き、清拭、着替えを手伝ってもらった。
その後すぐに、看護師さんと病棟を一周。
歩いたからか、腰痛はかなりラクになった。

執刀医からの説明
センチネルリンパ節生検で4つ中2つに転移してた。生検に出す前に見た時点で腫れて固かったと。
だから、脇のリンパ節も郭清した。

術後の胸を見て驚いた。
乳房上部と脇に切開した傷、乳房上部の切開した傷と乳頭の間に直径2センチ位のズルっと剥けて真っ赤になってる傷。まるで転んで擦りむけたような感じの傷。
なに?なんで?
看護師さんに聞いてみた。
『あ……先生からは説明されてませんか?』
私『はい、されてないです。もしかして、失敗したんですか?』
看護師さん
『う〜ん、失敗と言うよりも乳房は皮膚が薄くてデリケートだから、ちょっとしたことでこうなっちゃうこともあるんですよ』
私『電気メスがくっついたとかですか?』
看護師さん
『その可能性はありますね…』

手術前に渡された書類に書いてあった、手術中に起こりうる想定内の事に入るんだろうと納得。
サインしたわけだし^_^;
でも、一年経った今もケロイド状に傷跡は残ったまま。

その後、脇からドレーンをぶら下げて、外泊を一回。
そして、
25日、とってもステキなクリスマスプレゼントをもらった!
義姉さんからの電話で…
お父さんが喋ったって‼
私の名前と娘の名前を言ったって‼
私、嬉しくて、とっても嬉しくて、泣けて泣けて(T . T)

今でもあの日のことは忘れられない。退院したら、すぐに会いに行こうって、会いたくて仕方がなかった。
そして、その夜、雪がチラついた。
忘れられないクリスマス。
26日退院。