生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

生きることを諦めたのかな?

最近、お父さんのことばかりで乳がんブログじゃなくなってる。

ふと、思った。

お父さんは生きることを諦めたのか、もうカラダが限界だったのか…

なんて考えた。

人が生きるということは、そもそもどういう状態のことなんだろうか。

呼吸をしてること?話が出来て、笑ったり泣いたり怒ったり、感情を表現出来ること?

私、

分からなくなった。

お父さんは確かに生きていた。

分からないと言っておきながら、矛盾してるかもしれない。

でも、生きていた。ごはんも食べられず、寝たきりだったけど、調子の良い日には、私の言うことに反応してくれた。

「おはよー」と小さな小さな声にならないような声で言ってくれたこともある。

そんな一年だった。

そして、転院をして9日目に逝ってしまった。

一年間、お父さんは一生懸命に生きてた。

だから、思った。

もう疲れた、もう頑張れない。と生きることを諦めたのかなと。

だから、思った。

もうカラダが限界だったのかなと。

お父さんの最後のとき、私は間に合わなかった。

だから、諦めないで!ともお疲れさま、頑張ったね。とも言えなかった。

一番、伝えたかった「ありがとう」さえ言えなかった。

ごめんね、お父さん


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