生きているキセキ 〜The miracle of being alive〜

私と娘、息子、そして天国の夫のハナシ。

行ってきました。

11時半の予約で終わったのが14時。

身長、体重、検温、血圧、血中酸素濃度を計りやっと診察。

問診では、何故禁煙しようと思うのかと聞かれた。

当然、乳がんのことも話したし、お父さんが亡くなったことも。

禁煙には飲み薬とパッチがあり、飲み薬の場合は、服用を始めてからも8日間は喫煙しても大丈夫。パッチは直ちに禁煙。

私は、いきなり一本も吸えなくなるのが辛いと思う。でも飲み薬には吐き気や頭痛などの副作用があるらしい。

私の一番嫌いな吐き気。

どちらにしても、治療開始は二週間後。それまでに決めるように言われた。

あと、肺活量や呼気の検査、レントゲンもやった。

私の肺は、タバコ肺になり始めてるらしい。

やっぱりやめ時ということなんだろう>_<

先生が…

タバコをやめたら、何か良いことがある、楽しいことがあると具体的にそれが何なのかを考えなさいと言った。

具体的に良いこと?楽しいこと?

ないね(-_-)と思っていた。


黙っている私に先生が言ってきた。

あなたはガンになって、治療を一通りしてきました。ガン患者さんの中には、一年や二年で亡くなる方もいます。十年元気でいる方もいます。

もしあなたが居なくなってしまったら、娘さんと息子さんには親が居なくなってしまうと言うことですよね。

あなたがずっと健康で居ると、娘さんや息子さんは笑顔で居られると思います。

お子さんの悲しむ顔なんて見たくないでしょ?

あなたに禁煙を頼んだお友達だって、あなたの身体のことやお子さんのことを思ってのことでしょ。

そう考えれば、やめられますよ。


恥ずかしいことに、先生の言葉で涙が溢れ出てしまった( ;  ; )


子どもたちの為に少しでも長く元気でいなきゃいけないんだね。

がんばろう。

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